こんにちは。 昨晩は熊本で地震がありましたね。
被災された方、避難されている方、熊本では不安で過ごされている方が多いかと思います。
引き続き、身の安全第一で過ごして頂けますように。。。
震災のことは、どう伝えていいのか。よく分からずに５年が過ぎました。
私にとっても
震災というのは本当に価値観が揺さぶられて 生き方そのものについて考える転機となりました。
ただ一つ、 「このままではいけない。 今まで通りには生きられない。」ということだけはっきりと
自覚しました。
震災前には普通に、できていたこと。が出来なくなりました。
自分をごまかしたり、違うと思いながら取り組むことなどです。
私の出身地は福島県で５年前 東日本大震災で被災しました。
（震災時は東京にいました） 家族が地元で被災し、３日間の音信不通。
そして、友人の多くが震災で本当に大変な状態を経験しました。
大変だったという話ではなくて、 震災ではっきりと、 見えない力の存在や 自然の大きさを
感じざるを得なくなりました。
Ｓｏｍｅ ｔｈｉｎｇ ｇｒａｔｅ （何か大きな力） がある。ということです。
そのことを知って、生き方は自然と変わりました。
「何かできることが、やらなくてはいけないことがある。」
そんな風に自分なりに真剣に考えてきた５年間だったように思います。
ボランティアにいくとか、そういうことも、もちろん素晴らしいですが。
震災を経て 考えたことは 「魂の使命を覚えていること。自分を輝かせて生きること。 」の大切さ
であると 。 私は感じました。
ただ、なんとなく過ぎていく毎日から
「自分」を思い出していくこと。
なんとなく、生きているよりは。
泣いたり怒ったり とげとげしながらも規格化しないで 「自分の形のままでいること」が大切なのだと思います。
自分の形を保つのは難しいです。
疑問を持ち続けることも。
心の底では、本当は やりたいこと や伝えたい事 、発信したいことや表現したいことを一人ひとりが持っているはずです。
永遠につづく命ではなく、本当に明日死んでしまう可能性だってあるのです。
わからないなりに、私も迷いながらですが。 「自分」だから出来ることを創造していきたいな。と思います。
そして、一人ではできないことも、人が集まればできるし、
その時に、自分が自分以外の誰かになることなく「ちゃんと自分でいる」ことさえできたら、
それがその人の役割になると。
だから、人との比較をしている場合ではなくて、自分にしかできないことってあると思います。
先日、天平さんのコンサートに行かせて頂き、ピアノももちろん素晴らしかったのですが
言葉も素晴らしくて、
一生は限られているのだから、「どうでもいい話」ではなくて、魂が伝えたいことを伝える。と言っていました。
けれど、「熱くいる」って体力がいるのですよね。
「真剣に考えたり、つたえることも」
普段はどうしても、忘れてしまったり、薄れてしまう気持ちが、この短い５年間でもありました。
それほど、「自分の形を保つこと」「自分の気持ちに正直にいること」「自分を表現し続けること」
は難しいのです。
けれど「ちゃんと自分している」大人に出会えたとき、人は感動し、
生き方までも変わってしまうのだと思います。
ちゃんと「自分している」人のことを人は「影響力のある人」というのだと思います。
５年経って、やりたいなーと思うのは「自分らしさ」を思い出すきっかけづくりと、
自然保護です。 淡々とやっていく。。。そんな力も必要だと感じています。
継続は力なり。
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